S.yairi ギターの選び方 音楽、ギターのこと

【2万円以下】S.yairiギターの選び方【YD,YF,YM】

初心者の方に大人気!はじめての一本にS.yairiギターを買う方多いのではないでしょうか。

値段もお手頃で、ヤイリブランドという安心感もあるからでしょう。

この記事ははじめてギターを買おうとしている方や、2本目、3本目用のサブギターとして検討されている方向けに書いています。

ホームページにあるバラバラのスペック情報をまとめまして、

なるべくわかりやすい形で、それぞれの機種が何が違うのかを説明していきます。

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S.yairiってどんなブランド?

ヤイリというブランド名は、「K.yairi」と「S.yairi」が存在します。

詳しい説明は割愛しますが、ものすごくざっくり簡単に説明すると、

K.yairiは高級ギター、S.yairiは入門用の安いギターとなります。

K.yairiの創業者の矢入儀一さんの弟さんの矢入り貞夫さんが作った会社のブランドがS.yairiとなりますので、

決してS.yairiが偽物というようなことはありませんのでご安心ください。

 

モデル名の見方

Sヤイリのギターは必ず、アルファベット2~3文字と一桁の数字、

そして再度アルファベット2、3文字という構成でできています。

例えば、「YD5R/3TS」や「YM02/NTL」といった感じです。

この品番の読み方がわかると、品番を見ただけでだいたいどんなギターかわかるようになります。

それぞれの文字の意味を下記の表にまとめました。

1文字目:「ヤイリ」のY

全モデル必ず「Y」から始まります。ヤイリのYですね。

 

2文字目:「F」「D」はボディー型

FとDの場合は、「フォーク型」と「ドレッドノート型」を表しています。

これはギターの形のことで、ドレッドノートというのは、もっとも大きい種類のことで、

ガツンとした大きな音が出て、なかなか弾きごたえのあるギターです。

ここでいうフォーク型というのは、ドレッドよりはちょっと小ぶりで

抱えやすくバランスのよい音が出るのが特徴の形です。

 

「E」というのも出てくるのですが、これは「エレクトリック」の略です。

通称「エレアコ」ですね。

「E」の時はボディーの形ではなく、エレアコのことだと理解してください。

 

「M」はミニギターでCompact Seriesで採用されています。

要するに、Mがついているギターは小さいギターということです。

3文字目:グレードを表す数字

この数字が高いほど、価格も上がります。

だいたいの傾向としては、「1」なら「1万円台」、「2」なら「2万円台」という雰囲気はあるのですがあくまで参考程度です。

間違いないのは、数字が大きいほど値段がたかくなるので、「2」と「3」のモデルなら「3」が高いということです。

そして、価格に影響しているのは、主にトップ材が単板か否かですので、

後程示すスペック表を参考にギターを選んでみて下さい。

 

4文字目:裏/側板素材を表す

数字のあとに、「R」か「M」がついてるモデルがあります。

これらのモデルは裏/側板の素材がローズウッドの場合は、「R」と書いてあります。

「R」の場合は、必ずローズウッドが使われています。

「M」の場合は、基本マホガニーがつかわれていますが、

モデルのよってはサペリ材を使用している場合でも「M」がついてます。

 

最後はカラーの略称

最後は、ギターのカラーです。「B」ならブラック、「NTL」ならナチュラルといった具合です。

 

 

上記のモデル名の読み方をご理解いただいたところで、実際のスペック表をみていきましょう。

この記事では、Limited SeriesとCompact Seriesをご紹介します。

Limited Series【YD04、FY04】スペック表つくってみた

↓Limited Series↓

Limited seriesはYD04とYF04の二種類の展開で、実売はだいたい16,000円前後のギターです。

表にまとめてみるとわかるのですが、

表板と、ボディーの形以外は、全て共通の仕様になっています。

これは選びやすい!

色もYDとYFで共通ってのはよい。

純粋に、形と色で選べるという意味で分かりやすくていいですね笑

 

ボディーの形と表板の板の素材で機種が分かれいるということですね。

YD04(ドレッドノート)

↓YD04↓

表板をマホガニーとスプルースで選べます。

 

あとは、好みの色で行っちゃってください。

 

YF04(フォーク)

↓YF04↓

 

こちらも表板をマホガニーとスプルースで選ぶパターンです。

 

 

ドレッドかフォークか

ドレッドノートはボディーがかなり大きいため、鳴りはいいです。

フォークはドレッドよりもややくびれが大きく抱えやすいため取り扱いやすいギターと言えます。

ドレッドだから弾きにくい、弾きやすいということもほとんどないですし、

フォークだから音が小さいとかそんなこともないです。

これらの違いを理解して、自分の好みがでてくるのは実際にギターを弾きはじめた後の話です。

どちらを選ぶかは完全に好みなので、このグレードのギターなら見た目で選んじゃいましょう。

 

合板の表板(トップ)が気になる?

 

このリミテッドシリーズはトップの板を合板にすることで、価格を抑えています。

一般的には、ギターの鳴りや響きという意味では単板のギターの方がよいとされているのですが、

初心者の方には合板で十分と言えます。

この辺の音色の違いは、実際に合板、単板どちらかのギターを使いこんで初めてわかります。

高級ギターでも合板のギターもありますし、一概にはどちらが絶対的によいというものでもないのです。

合板ギターをしばらく使ってみて、そのあとに単板のギターを弾いたとき

どっちが自分が好きかで判断しても遅くはないと思います。

 

Compact Series【YMC02、YM02、YM03】スペック表つくってみた

↓Compact Series↓

 

 

Compact seriesは簡単にいうと、サイズの小さなギターのことでミニギターと言われます。

しかしクラシックギターからエレアコまで幅広い展開!

幅広すぎでしょ!

 

YMC02(クラシックギター)

↓YMC02↓

 

こちらは、現行のS.yairi製品の中で、唯一のクラシックギターです。

クラシックギターってそんなに色がたくさんないので今回もナチュラルの一色ですね。

クラシックのミニギターが欲しい方にはよいのではないでしょうか。

 

YM02

↓YM02↓

 

こちらは、現行のS.yairi製品のでもっとも色展開が多いギターです。

なかなかピンクやブルー、ホワイトのカラー展開があるギターは少ないので、

色で選びたい人には心強いラインアップですね。

表板をマホガニーかスプルースかで選ぶ形ですが、

それぞれで色展開も違うのでこのあたりはなんとも言えませんね。

マホガニーがいいけど、チェリーサンバーストの色がいい!などはかなわぬ願いです・・・。

 

YM02E(エレアコ)

↓YM02E↓

 

なんとこの価格でエレアコ仕様です。

エレアコというのはエレクトリックアコースティックギターの略で、

アンプを通して音を大きくできる仕様のギターのことです。

YM02Eは色展開が少なく、

表板がマホガニーの場合は、濃い茶色のマホガニー色、

表板がスプルースの場合は、薄い茶色のナチュラル色のみとなります。

いずれはライブで大きな音で!という方はエレアコのギターをお勧めします。

 

YM03(単板トップ採用)

↓YM03↓

 

このYM03がコンパクトシリーズで唯一の表板が単板仕様のギターです。

そのため、価格もやや高くなっているのがスペック表でもわかるかと思います。

この価格で表板単板のギターが手に入るのはなかなかないことなのでお値打ちですね。

また、YM03はYM02と比べてボディーの形が異なるのも特徴です。

 

まとめ

S.yairiの中でも低価格なギターを紹介しました。

こうしてまとめてみると、相当な種類がありますね。

選ぶ楽しみもあります。

一本目のギターとしては、エイヤーで見た目の好みで選ぶのも重要だと思いますので

その意味でもちょうどラインアップかと思います。

S.yairiの高価格帯の記事はまた別の記事まとめていきます。

 

【6万円以下】モーリスのアコースティックギターの選び方【入門用】

【5万円以下】ヤマハのアコースティックギターの選び方【FG/FS】

初心者がアコギ買ったら絶対に買いたい必需品・便利アイテム10選

 

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