サムピックのメリット、デメリット
2017/10/03
アコースティックギターでの弾き語りや、ソロギターを演奏する際には私はサムピックを使ってます。
もともとソロギターからアコギをはじめ、あとから弾き語りなどをするようになった私は
メインのスタイルが指弾きによるフィンガーピッキングです。
フラットピックほど小回りのきくストロークはできませんが、
よっぽど複雑なカッティングフレーズ出なければサムピックでも対応できます。
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是非サムピックによる指弾きにチャレンジしてみてください。
目次
【メリットその1】低音弦のベース音がしっかりでる。
サムピックは主に6弦、5弦、4弦の低音弦を担当することになります。
サムピックで弾くと、よりはっきり輪郭のある音がでます。
そのためベース音がはっきり聞こえるようになります。
ベース音がはっきりすると聞き手としても曲を聞きやすくなります。
デメリットは低音が出すぎるとメロディーが埋もれることもがあります。
慣れてくるとメロディーに当たる高音弦もサムピックで弾くことができるようになります。
【メリットその2】ストロークとアルペジオの切り替えがスムーズ
フラットピックの場合、ストロークとアルペジオを切り替える際は
ピックを瞬時に指の中にしまう作業が必要になります。
あれ苦手だ~
サムピックの場合は、親指にくっついているのでその必要はありません。
そんなに複雑なリズムでなければ、ストロークも十分できます。
サムピックでストロークをする方法
私がサムピックをつけてストロークする場合を紹介します。
ダウンストロークは人差し指、中指などで行います。
アップストロークをサムピックで行います。
角度はなるべく薄くピックを当てる必要がありますが、指弾き中心の曲にストロークが入るくらいなら難なくこれで弾けます。
アップストロークの角度が悪いとサムピックが飛んでいきます(笑)
【メリットその3】単音弾きができる
メロディーを弾く際に、強く響かせたい音はサムピックで弾くとよいです。
1~3弦の高音弦でもサムピックで弾いていいので、よりはっきりとメロディーをたたすことができます。
速弾きもできます。
トミーエマニュエルや井草聖二さんなんかはバリバリサムピックで速弾きしますね。
詳しくは、「【アコギ】スリーフィンガーでの速弾き基礎練習【指の動かし方】」の記事に書いてます。
【デメリットその1】ジャカジャカストロークは苦手
ゆずなど、常時ジャカジャカストロークする場合は、サムピックは向きません。
親指にくっついているためアップ、ダウン時のピック角度の微調整が難しいです。
サムピックは硬く分厚いものが多いため、どうしても弦に対して分厚くあたりすぎて強弱がつけにくく、
のっぺりした演奏になりがちです。
薄く扱いやすいサムピックもある
だいたいのサムピックは分厚いものですが、
こちらのサムピックは非常にバランスがよく扱いやすいです。
さすがプロギタリストの内田中紀夫さん監修!
少し値が張りますが、一度使ってみる価値はあります。
【デメリットその2】低音が強く出て高音が埋もれる
ガツンとした低音が出る分、高音が埋もれることがあります。
高音のピッキングを強化するか、低音を抑えて弾くことも必要になるかもしれません。
このあたりは、サムピックの使いようでいくらでも解決できる問題なので
高音もサムピックで弾いたり、しっかり強弱を意識するなど色々研究してみてください!
まとめ
他にもブリッジミュートのしやすさやアタック音がだしやすいなど良い点が多くあります。
慣れるまでが大変なサムピックですが、慣れるとデメリットを超えるメリットが感じられるとても弾きやすいものになります。
是非チャレンジしてみてください。
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