【超初心者向け】ドロップＤチューニングの仕方【ソロギターのしらべの弾き方】

2016/03/13

ソロギターのしらべを演奏するにはまず、正しいチューニングをする必要があります。
ソロギターのしらべは、レギュラーチューニングとドロップＤチューニングができれば、ほぼ全ての曲を演奏できます。
正しいチューニングをしないと楽譜通り弾けても音が合いません。
ソロギターのしらべを弾くための、チューニングについて書きます。

1 レギュラーチューニング
2 ドロップＤチューニング
3 まとめ

レギュラーチューニング

６弦（太い弦）から１弦（細い弦）がE（ミ）・A(ラ）・D（レ）・G（ソ）・B（シ）・E（ミ）となるのがレギュラーチューニングです。
これはクラシックギターでもアコースティックギターでも同じです。

一日のはじめにギターを触るときは、必ずチューニングしましょう。
弾き始めてしまえば、毎回チューニングする必要はないですが、1日一回は必ず行った方がよいです。
気象条件により、かなり調弦が狂います。

ドロップＤチューニング

レギュラーチューニングの六弦だけを、Ｅ（ミ）からＤ（レ）に1音下げるのがドロップＤチューニングです。

6弦のペグ（糸巻）を緩めて行きますが、必ず下げていって音をＤに合わせてください。
ギターを抱いた状態で自分からみて時計回りにペグ（糸巻）を回します。

絶対に6弦のペグ（糸巻）を反時計回りにしめてＥ（ミ）にしようとしてはいけません。
絶対に弦が切れます。

チューナーを使う方法

手順１．6弦の解放弦を連続して弾いて音を出す。
ギターを構えてください。ボーン、ボーン、ボーン、ボーンと6弦の音を連続して出す。

左手は何も押さえません。解放弦を鳴らします。

手順２．6弦のペグ（糸巻）を時計回りに緩める。
チューナーに表示される文字を見ながら、弦を緩めていってください。
はじめはＥと表示されていたのが、Ｄとなるまで下げていきます。
Ｂ（シ）、Ａ（ラ）が表示されていたら下げ過ぎです。
Ｄに下がったら、さらにペグ（糸巻）を1/4周ほど緩めてください。

手順３．6弦を反時計回りにしめながらチューナーでＤにぴったり合わせる。
正確に合わせるポイントとしては、「音を上げなら合わせる」です。
そのため、手順２．で最後Dになってから1/4周ほどさらに緩めています。
どんどん下げていって音を合わせると、ギターの特性上、正確なチューニングができません。
必ず最後は音を上げながらチューニングしましょう。

もっと早く耳で簡単に行う方法

ドキドキしながらチューナーでＤに合わせていく方法もありますが、
耳で簡単に合わせていって、最後の微調整をチューナーで行うのがもっとも速くて簡単にドロップＤになります。

手順１．4弦と6弦の解放弦を交互に弾いて音を鳴らす。
ギターを構えてください。左手は何も押さえずに4弦はＤの音、6弦はＥの音を連続して交互に弾いてください。
4弦は人差し指か、中指、6弦は親指をお勧めします。

手順２．交互に弾きながら6弦のペグ（糸巻）を緩める。
ゆっくりペグ（糸巻）を時計回りに緩めていきます。
だんたんと、6弦から出る音が下がっていきます。
もっと下げていくと、4弦から出ている音と同じ音が鳴るようになります。
4弦からは高いＤ（レ）、6弦からは低いＤ（レ）が鳴り、音の高さは違いますが、同じ音がでるポイントがきます。
同じレの音で重なるポイントまで弦を緩めたら、さらにペグ（糸巻）を1/4周ほど緩めてください。

手順３．6弦だけを弾いてチューナーでＤに合わせる。
最後の微調整はチューナーで行います。チューナーで正確に合わせましょう。
必ず最後は音を上げながらチューニングしましょう。

チューナーを使いましょう。

ソロギターをするにあたってどんなチューナーを使えばいいのか。
「手軽に・簡単に・感度よく」チューニングできるチューナーがよいです。
ソロギターをするうえで、私が一番おすすめするのはクリップ型のチューナーです。
ギターのヘッドにつけるタイプがいいです。
入門機としてしては、下記のような物が安価で感度もよいです。