【私の本棚】中川イサトさんの「あいらんど」【楽譜レビュー】

私が所有している楽譜や教則本をレビューしていきます。

どんな楽譜、教則本を使うかによってその人のギターの色が変わると思うのですがいかがでしょうか。

では、一冊づついきます。

 

中川イサトさんの「あいらんど」

イサトさんの楽譜はこの楽譜しか持っていないのですが、これはオススメです。

ちなみに、このイカした表紙の絵は娘さんが書かれたそうです。

 

 

それは、1982年にマイケル・ヘッジスという素晴らしいアーテイストのレコードを聴いたのが始まりでした.

それまでのギターミュージックにはない躍動感と芸術性に、僕は感動してしまったのです.

以来、僕の中でオープンチューニングというものに対して可能性を見い出し、日夜没頭していました.

また、マイケル・ヘッジスが取り組んでいた新しい奏法にも興味があり、

両手のトレーニングも含めて、毎日のように練習していた記憶があります。
この「あいらんど』でプレイしている10曲のうち3曲がスタンダード・チューニングで、

残りの7曲がオープンチューニング(1曲はドロップDチューニング)を使っています.

そういった意味では現在の僕のギターミュージックの原点が、この「あいらんど」というアルバムのような気がしてます。

あいらんど序文より引用

 

イサトさんの原点がこのアルバムになるんですね。

当時まだソロギターという言葉もなかったとは思いますが、

ソロギター界にかなりのインパクトを与えたのではないでしょうか。

 

そしてマイケルヘッジスの偉大さが感じられる序文ですね。

 

「あいらんど」との出会い

この楽譜を買うきっかけになったのは「SHADOWEY KEY」と「蘭」という曲との出会いです。

 

イサトさん演奏のSHADOWY KEY

こちらは私の心の師オネスティーさんのSHADOWY KEY

 

ROOMSHUさんのカバーの蘭

SHADOWY KEYは今聞いてもめちゃくちゃかっこいいですね。

これが30年前の曲とは思えない。

海外系アーティストが作るようなどんよりした響き。

こういいの大好きです。

 

蘭はうってかわって和を感じる日本的な響きでこれがイサトさんの好きなところです。

イサトさんのよさはソロギターを始めた当時はなかなか理解できなかったのですが、

今はよくわかるようになりました。

今のYOUTUBE時代、世界中のギタリストの音楽を聴くことが出来ます。

海外のギタリストのサウンドはかなり独特で、グルーブ、ノリ、メロディまで全然違います。

私もそういうサウンドに憧れてたくさんコピーしたものです。

 

そんな中、イサトさんのこの日本的なサウンドを聴くと心にすっと入ってくる感じがあります。

「一週回って」みたいな感じでしょうか。

 

完全に余談ですが、私はイサトさんのセミナーでの課題をクリアして「弟子」になることが出来ました笑

詳しくは↓の記事で。

日本ギター界のレジェンド！中川イサトさんの弟子になりました。

曲とチューニング紹介

1.あいらんど(CGDGBEカポなし)

YOUJI EAGさんコピー

 

2.蘭(レギュラーカポなし)
ROOMSHUさんのコピー

 

3.BIG44(DADEADカポなし)

すみません、こちらは動画見つけれませんでした。

 

4.FLOATING CLOUD(DADGBEカポ2)

イサトさんご本人のアンサンブルバージョン

GUITARSVILLEさんカバー

 

5.POH-HAN'S THEME(GBEF♯ADカポなし)
オネスティーさんカバー

 

6.GOUSE FOOT(DADGADカポなし)

動画見つかりませんでした。

 

7.パスタ(レギュラーカポなし)

動画見つかりませんでした。

 

8.LEFTY25(CGDGBDカポ2)

動画見つかりませんでした。

 

9.オレンジ12(レギュラーカポなし)
イサトさんご本人と丸山ももたろうさんのセッション

DONIGH DECKERさんカバー

10.SHADOWY KEY(CGE♭GB♭Dカポなし)
イサトさん演奏のSHADOWY KEY

オネスティーさんのSHADOWY KEY

イサトさんご本人の動画があまりなかったので

カバー動画を多く載せました。

皆さん本当にいい演奏されますね〜

 

まとめ

イサトさんの「あいらんど」いかがでしたでしょうか。

個人的には蘭、SHADOWYKEY、オレンジが好きです。

気になる曲があれば是非、チェックしてみて下さい。

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